不動産売却はやっぱり大変だった

一生のうちに不動産売買に関わることは、数えるくらいかなとは思う。けれど、そんな風に考える私にも、この度2度目の機会がやってきた。自宅のマンションを売却する決心をしたのだ。

しかし不動産については素人の私、売却するとなると、仲介、買取りという二つの選択にまず迷ってしまった。気になる手汗

仲介は正直気乗りがしなかった。現在進行形で住んでいる我が家を人様に見ていただくということに抵抗があったし、その為に常に家を綺麗に保つこと、家を見たいという予約が入れば、自分の時間を融通しなくてはならないことがとても負担に思えたからだ。

特に体調を崩して通院していたこともあり、とてつもないエネルギーを必要とするのではと、不安な気持ちになった。

当初は世間知らずなこともあり、不動産業者に買取りをしてもらうのが一番良いのではないかと思っていた。

余計な負担もなく、売却もスムーズに運ぶと簡単に考えていたからだ。郵便ポストに入っている不動産業者のチラシには、買取りもしますと書かれていることがあり、具体的なことは記載されていなかった。自分に都合の良いように解釈していたが、本当に甘かった。

いざ、業者を呼んで買取り価格を聞くとがく然とした。住宅ローンの残金を完済することもできず、借金が残ってしまう金額だった。

後でネットで調べて反省した。業者の買取りはかなり安い金額になってしまうことを改めて知った。

業者が売り出す為にはフルでリフォームを入れる為、コストがかかってしまうかららしいが…。皆が大変でも仲介を選ぶのは、そういう理由だったのかと今更ながら納得した。どうやら悩むまでもなく、選択肢はなかったようだ。

結局仲介で売りに出すことにした私。もう、全てを仕事だと割りきって頑張ってみようと思った。正直費やしたエネルギーは大きかった。

えっと思うことや、プライドが傷つくこともあった。収納まで開けて見せなくてはならず、恥ずかしい思いをしたこともあった。

そういうことがある度に、掃除や片付けにエネルギーを注いだ。それなりの年数のたったマンションだったので、難有な部分もあり、来る人来る人にその説明もした。

幸いなことに、売り出して一週間程で買い手が現れた。しかし、ここでも条件等の話で相手方とトラブル発生。

私にとっては寝耳に水的なことで、正直マンション売却自体を止めてしまいたくなることもあった。…けれど、契約後改めて振り返ると、売却金額は買取りで提示された金額より500万円以上高い金額だった。

仲介を決めた時は、希望の価格で物件が売れる保証もなく不安が募ったものだが、結局場所の良さに助けられ、たくさんの人が見に来てくれた。

やはり世の中甘くはなかったけれど、苦労したなりの結果が出たことを思うと、やはり仲介にして良かったと思う今日この頃である。